2024年3月28日(木)に開催された第35回理事会において、漁業認証規格Ver.2.0及び関連文書の改正を行うことが承認されました。
以下、概要をお知らせいたします。
【背景】
本規格は2018年に制定して以来、「適合の判定基準(審査の手引き)」等の関連文書の改訂は行いましたが、規格文書自体の改正は行っておりません。
MEL規格・管理運営規則には、規格は5年に1回レビューすることと定めており、2024年2月6日(火)に、第14回漁業認証規格委員会を開催し、これまでの制度運用上の課題等について確認し、改正方針について整理しました。
【対象規格の概要】
MEL漁業認証規格 Version 2.0
【規格改正のポイント】
改正漁業法や新たに導入されている水産政策、水産エコラベルを取り巻く国際的な動向を規格に反映させる。近年注目されている社会的責任、労働環境や人権についての要件を規格の要求事項に組み入れる。環境問題への対応についても考慮する。また、原則1から原則3の構成の中で、重複している審査項目を整理する。
今後は、規格委員会の下、専門委員の監修を受けて改正案を作成し、パブリックコメント、総会での承認等、所定の手続きを経て発効準備を進めていきます。
規格開発の進捗、ステークホルダーへの説明等については、適宜MELのホームページでご案内させていただきます。