MEL協議会とCSCとのCoC相互認証に関する覚書とCSIの発足

(一社)MEL協議会は、4月15日付でアメリカの責任ある漁業管理(RFM)認証プログラムのスキームオーナーであるサーティファイド・シーフード・コラボレーティブ(CSC)とのCoC相互認証に関する覚書(MOU)を締結しました。今後アメリカと日本の市場で双方の認証商品が追加審査なしでロゴを付けて流通することが可能になるよう関係機関との更なる協議や規程の改訂を行います。MELを含め両国のWebサイト上にまもなく覚書の内容を公表する予定です。

さらに、CSCが中心に、世界規模で展開する競争力のある認証プログラムを目指して、サーティファイド・シーフード・インターナショナル(CSI)を発足させました。CSIは、漁獲漁業の認証において信頼できる新たな選択肢を提供することを目的に、アメリカに加え、カナダ、デンマーク、アイスランド、ニュージーランド、ノルウェー、南アフリカ、スペインなどからの認証取得が期待されます。CSIは、RFM認証プログラムの仕組みを当面利用しますが、2025年後半には新しいCSI漁業基準を準備する予定です。理事会には、アメリカ、カナダ、ニュージーランド、南アフリカ、イギリスなどから9名の理事が選ばれており、日本からは元日本水産社長の的埜明世氏が参加しています。

令和7年4月24日
以 上

CSCとMELのMOUについて(英文)