『水産エコラベルガイドブック』が成山堂書店より刊行されます。
本書は日本発のMELをはじめ国内外で活動している水産エコラベルを紹介し、その取組みをさらに推進していく主旨で編纂されました。
序章には「水産エコラベルに関するQ&A」が設けられており、大事なポイントや誤認されやすい項目などが分かりやすく解説されています。
第一章では、水産エコラベル登場の背景を様々な角度から紹介し、また、これからの水産業を取り巻くトレンドや水産エコラベルが直面する課題などにも
言及されています。
続く第二章では、MELをはじめ国内外で活動している10種類の認証スキームを紹介しており、それぞれの背景や特徴、認証の流れや費用を比較することができます。
最終章では、国際承認を受けるスキームに求められる認証機関や認定機関の仕組みが解説されています。
GSSIに承認されたことで、MELについても非常に高い関心が寄せられておりますが、本書中にも「水産エコラベルは正に社会にとってなくてはならないインフラである」とある通り、水産エコラベルの全体像や水産業がこれから向かうべき姿の考察を深めていただく一助にしていただければ幸いです。当協議会としても、一括購入して、会員様や認証事業者様の求めに応じられるように準備する予定ですので、ぜひご講読下さい。